現役宅配ドライバーのリアルなあるある15選!仕事の苦労から意外な習慣まで

宅配ドライバー

宅配ドライバーとして働いていると、日々いろいろな出来事があります。

お客さんとのタイミングが合わなかったり、荷物が見つからなくて焦ったり、思わぬケガをしたり……。

外から見ると、車を運転して荷物を届けるだけの仕事に思われるかもしれません。しかし、実際に働いてみると、意外な苦労や宅配ドライバーならではの習慣がたくさんあります。

私は個人事業主の宅配ドライバーとして10年以上働いてきました。

今回は、そんな現場で感じてきた「現役宅配ドライバーのリアルなあるある」を15個紹介します。

1. 不在票を書いていると、お客さんが帰ってくる

これは宅配ドライバーなら、一度は経験するのではないでしょうか。

お客さんが不在だったので、不在票を書いていると、ちょうど車で帰ってきたり、玄関から出てきたりすることがあります。

「あと少し早く帰ってきてくれれば……」

そう思いながら、荷物を渡します。

逆に、こちらが配達先に到着した瞬間、お客さんが車で出かけてしまうこともあります。

あと数秒早く着いていれば渡せたのに、という悔しいタイミングです。

こればかりは、お互いのタイミングなので仕方ありませんが、何とも言えない気持ちになります。

2. 荷物を積み込んだはずなのに、荷室で見つからない

配達に出発したあと、次に届ける荷物が見つからなくて焦ることがあります。

確かに積み込んだはずなのに、荷室のどこを探しても見つからない。

「あれ?どこに積んだ?」

荷物を動かして探しているうちに、余計に分からなくなってしまうこともあります。

不思議なことに、急いでいるときほど見つからないんですよね。

実際には、ほかの荷物の下に隠れていたり、積み込んだ場所を勘違いしていたりすることが多いものです。

配達順を考えて積み込むことは、効率だけでなく、こうした焦りを減らすためにも大切です。

3. 同じ番地や同じ名字が並んでいて配達先に迷う

住宅街を配達していると、同じ番地の家が複数あったり、同じ名字のお宅が並んでいたりすることがあります。

住所だけでは判断しにくく、どちらのお宅に届ければよいのか迷う場面もあります。

特に、似たような住宅が並んでいる地域では要注意です。

思い込みで配達してしまうと、誤配達につながる危険があります。

慣れた地域でも油断はできません。

宛名や住所、表札などを確認し、確信が持てない場合は安易に荷物を渡さないことが大切です。

4. 表札がなくて、この家で合っているのか不安になる

最近は、表札を出していないお宅も珍しくありません。

特に新築住宅や、同じ番地に複数の建物がある場所では、配達先の判断に迷うことがあります。

住所は合っているように見えるけれど、本当にこの家で間違いないのか?

配達を間違えれば、お客さんにも迷惑がかかりますし、ドライバー自身も大変です。

毎日配達していると、建物の位置や周囲の目印を覚えていくものですが、初めて訪問するお宅ではそうもいきません。

表札がない家が増えると、配達する側としては確認に時間がかかることがあります。

5. みんな、だいたい同じようなケガをする

宅配ドライバーを長く続けていると、いろいろなケガを経験したり、同じようなケガをした人の話を聞いたりします。

例えば、こんなケガです。

  • スライドドアに手を挟む
  • バックドアを開けたまま、頭をぶつけて流血する
  • 重い荷物を持って、ぎっくり腰になる
  • 台車で自分の足を踏んでしまう
  • 段ボールや紙で指を切る
  • 急いでいて転び、骨折などの大きなケガをする

特に、車のバックドアを開けたまま作業していると、頭をぶつけることがあります。

私たちは毎日、何十個、何百個という荷物を扱います。乗り降りや荷物の積み下ろしも繰り返すため、ちょっとした不注意がケガにつながります。

慣れてくると動作が速くなる反面、油断も出てきます。

忙しいときほど、ケガには気をつけたいものです。

6. 犬に噛みつかれる

犬が好きなドライバーでも、注意が必要です。

配達先で犬が出迎えてくれると、かわいいと思うこともあります。

しかし、見た目がかわいくても、知らない人に警戒心を持つ犬はいます。

不用意に手を出した瞬間、ガブッと噛みつかれることもあります。

飼い主にとってはおとなしい犬でも、知らない人に対しては違う反応をする場合があります。

犬を見かけても、むやみに近づいたり、手を出したりしないことが大切です。

犬好きだからこそ、油断は禁物ですね。

7. 蜂に刺される。特にスズメバチには要注意

宅配ドライバーは、住宅の玄関先や庭、物置の近くなど、さまざまな場所に立ち入ります。

そのため、蜂に遭遇することもあります。

特に注意したいのがスズメバチです。

軒下や庭木などに巣ができていることもあり、気づかずに近づいてしまう危険があります。

さらに、蜂が車内に入り込んでくることもあります。

運転中に蜂が飛び回ると、運転に集中できなくなるため危険です。

蜂を見つけたら、慌てて手で払おうとせず、安全を確保することが大切です。

スズメバチの巣がある場合は、無理に近づかないようにしましょう。

8. 仕事を始めてから、風邪をあまり引かなくなった気がする

これは個人差があると思いますが、宅配ドライバーをしていると、意外と体を動かします。

毎日歩き回り、階段を上り下りし、荷物を運ぶ。

デスクワーク中心の仕事とは違い、自然と体を動かす時間が長くなります。

そのせいなのか、私は風邪を引くことが少ないと感じています。

もちろん、体を動かしていれば絶対に病気にならないというわけではありません。睡眠不足や疲労がたまれば、体調を崩すこともあります。

忙しい時期ほど、しっかり休むことも大切です。

9. だんだん痩せていく

宅配ドライバーは、車を運転している時間が長い仕事だと思われがちです。

しかし、実際に働いてみると、車から降りて荷物を届けている時間もかなり長いものです。

配達先に到着したら、荷物を持って歩き、玄関まで運び、車に戻る。

これを何十回、何百回と繰り返します。

階段のある建物では上り下りもありますし、重い荷物を運ぶこともあります。

そのため、仕事を始めてから体重が落ちたという人も結構いるのではないでしょうか。

ただし、痩せるかどうかは食事量や体質、仕事量によって違いはありますが。

宅配ドライバーは、見た目以上に体を使う仕事なのです。

10. 冬なのに薄着で働いている

冬の寒い日でも、宅配ドライバーが薄着で作業していることがあります。

もちろん、最初から寒さに強いわけではありません。

配達を始めると、荷物を持って歩き、階段を上り下りし、車と玄関を何度も往復します。

そのため、しばらく動いていると体が温まってきます。

厚着をしすぎると、逆に汗をかいてしまうこともあります。

冬なのに薄着で配達している姿は、宅配ドライバーならではの光景かもしれません。

ただし、寒さの感じ方には個人差があるため、防寒対策は必要です。

11. トイレを我慢してしまう

忙しい日は、トイレに行くタイミングを逃してしまうことがあります。

荷物が多く、時間指定もあり、次々と配達先を回らなければならない。

「もう少し配達してから行こう」

そう思っているうちに、なかなか休憩できなくなってしまいます。

さらに、コーヒーやお茶などを飲んでいると、トイレに行きたくなることもあります。

それでも仕事が立て込んでいると、つい我慢してしまうのです。

ただ、トイレを我慢し続けるのは体によくありません。

忙しい日でも、できるだけ休憩やトイレの時間を確保したいものです。

12. ここぞというときにリポビタンDなどの栄養ドリンクを飲む

繁忙期など、仕事が忙しい日には、疲れがたまってくることがあります。

荷物が多く、休憩も十分に取れず、夕方になってもまだ配達が残っている。

そんなとき、栄養ドリンクを飲んで気合いを入れる人もいます。

「もうひと踏ん張り!」

そう自分に言い聞かせながら、残りの荷物を配達します。

ただし、栄養ドリンクを飲めば疲労がなくなるわけではありません。

本当に疲れているときは、無理をせず休息を取ることも大切です。

13. 靴の裏がすり減るのが早い

宅配ドライバーは、毎日かなりの距離を歩きます。

車から降りて荷物を届け、また車に戻る。

これを繰り返しているため、靴の裏が思った以上に早くすり減ります。

特に、担当エリアによっては階段や坂道を歩くことも多く、靴への負担は大きくなります。

車の運転が中心だと思っている人からすると、意外に感じるかもしれません。

靴は毎日使う仕事道具のひとつです。

すり減った靴を履き続けると滑りやすくなることもあるため、状態を確認して、必要に応じて交換するようにしています。

14. エレベーターのないマンションで重量物を運ぶと燃え尽きる

宅配ドライバーにとって、特に体力を使う仕事のひとつが、エレベーターのないアパートやマンションへの重量物の配達です。

例えば、水やお米などの重い荷物が複数個ある場合。

1階ならまだしも、階段を何階も上がらなければならないと、かなりの負担になります。

ようやく配達を終えて車に戻ると、それだけで一日働いたような疲れがどっと出ることもあります。

しかも、そうした荷物が1個だけとは限りません。

重い荷物を何件も配達する日もあります。

宅配ドライバーは、単に荷物を届けるだけでなく、荷物の重さや建物の構造によっても大きく体力を消耗する仕事なのです。

15. 真夏と真冬はガソリン代が気になる

宅配ドライバーは、配達中に車のエアコンを使うことがあります。

真夏は暑さ対策のために冷房を使い、真冬は暖房を使うこともあります。

特に、配達先で何度も乗り降りする仕事では、車内の温度調整も必要です。

その一方で、エアコンを使えば燃料消費量が増えることがあります。

毎日長時間、車を使う仕事なので、燃料代への影響も気になります。

個人事業主の場合、ガソリン代は経費の大きな部分を占めることがあります。

歩合単価が上がって売上が増えても、燃料代や車両の維持費がかかるため、経費の管理も重要です。

まとめ:宅配ドライバーは、経験者にしか分からない苦労がある

今回は、現役宅配ドライバーのリアルなあるあるを15個紹介しました。

不在票を書いているとお客さんが帰ってくる、荷物が見つからずに焦る、表札がなくて配達先に迷うなど、日々の仕事には細かな苦労があります。

さらに、ケガや犬、蜂への注意、重い荷物の配達、トイレを我慢してしまうことなど、体力面や安全面での大変さもあります。

外から見ると、車を運転して荷物を届けるだけの仕事に思われるかもしれません。

しかし、実際には歩き回り、時間を管理し、誤配達を防ぎながら、さまざまな状況に対応しなければなりません。

それでも、荷物を無事に届け終えたときには、ほっとするものです。

宅配ドライバーには、経験した人にしか分からない苦労や、思わず共感してしまう出来事がたくさんあります。

皆さんは、どんな宅配ドライバーあるあるを経験したことがありますか?

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