お客様に良い印象を持ってもらう配達テクニック

宅配ドライバー

宅配ドライバーを毎日やっていると、お客様とは何度も顔を合わせることになります。

そう考えると、険悪な関係よりも、やっぱり良好な関係を築いたほうが仕事もしやすいですよね。

今回は、私が長年宅配ドライバーをやってきて感じた、ちょっとした気遣いでお客様に良い印象を持ってもらえる配達テクニックを紹介します。

ハンコを探している間にペンを差し出す

サインやハンコが必要な荷物を届けた時、お客様がハンコを探していることがあります。

そんな時は、こちらから、

「どうぞ」

とペンを差し出します。

ほんの小さなことですが、お客様を待たせる時間を減らせます。

こちらとしても時短になりますし、お客様にも「気が利くな」と思ってもらえるかもしれません。

代引きで一万円札しかない時

代引きの荷物では、お客様が一万円札しか持っていないこともあります。

そこで私は、あらかじめ多めに釣り銭を用意しておいて、

「釣り銭たくさん用意してあるので大丈夫ですよ!」

と、できるだけ明るく対応するようにしています。

お客様に「お釣りが足りなかったらどうしよう」と心配させないことも大切です。

重い荷物は一言声をかける

荷物を渡す時、重そうな荷物なら、

「これ重いので気をつけてください」

と一言声をかけます。

これは特に力の弱いお客様には大切だと思います。

何も言わずに重い荷物を手渡してしまうと、受け取った瞬間にバランスを崩してしまうことがあります。

最悪の場合、荷物を落として破損させてしまう可能性もあります。

「あ、この荷物重いな」

と思ったら、一言伝えるだけでも違います。

重すぎる荷物は玄関に置く

さらに重い荷物の場合は、無理に手渡しせず、

「ここに置きますね」

と玄関の所定の場所に置くこともあります。

こちらとしても、手渡すのと玄関に置くのでは、そこまで労力は変わりません。

それなら、お客様が安全に受け取れる方法を選んだほうがいいと思います。

冷蔵・生もの・コワレモノも一言

冷蔵品や生もの、コワレモノなども、渡す時に一言伝えるようにしています。

「冷蔵です」

「生ものなのでお願いします」

「コワレモノなので気をつけてください」

これだけでも、お客様は荷物を扱いやすくなります。

単に荷物を「はい」と渡すのではなく、荷物の特徴を一言伝える

これも簡単にできる気遣いです。

不在でも近くを探してみる

これは地方ならではかもしれません。

玄関のインターホンを押しても誰も出てこない。

そんな時、農家のお客様だと、畑で作業をしていることがあります。

家の裏の畑だったり、道路を挟んだ向かい側の栗畑や梨畑だったり。

そこで、すぐに不在票を入れるのではなく、近くを少し探してみます。

もし畑で作業しているお客様を見つけたら、

「宅配便でーす!」

と声をかけます。

お客様からすれば、わざわざ再配達を依頼する必要がなくなります。

特にお年寄りのお客様の場合、再配達の手続きが難しいこともあります。

最近は自動音声などを使った手続きもあるため、慣れていない人には少しハードルが高い場合もあります。

もちろん、勝手に敷地の奥まで入ったり、危険な場所へ入ったりするのは避ける必要があります。

あくまで安全に確認できる範囲で、近くにいるか探してみるということです。

宅配ドライバーは「誠意と気遣い」が大切

今回紹介したことは、特別なテクニックではありません。

  • ペンを差し出す
  • 釣り銭を多めに用意する
  • 重い荷物には一言声をかける
  • 荷物を安全な場所に置く
  • 冷蔵・生もの・コワレモノを伝える
  • 不在でも近くにいるか確認する

どれも、ちょっとした気遣いです。

でも、こうした小さな積み重ねが、お客様との信頼関係につながっていくのだと思います。

毎日顔を合わせる仕事だからこそ、険悪な関係より、

「いつものお兄ちゃん」

と気軽に声をかけてもらえる関係のほうが、お互いに気持ちよく仕事ができます。

そして、お客様からすれば、そのドライバーが所属している会社への印象にもつながります。

宅配ドライバーは会社の看板を背負ってお客様の前に立つ仕事でもあります。

だからこそ、ほんの少しの誠意や真心を持って配達する。

私は、それだけでもやって損はないと思っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました