宅配ドライバーとして毎日車を使っていると、どうしても避けられないのがエンジンオイルの交換です。
一般的な乗用車なら半年に1回程度という人も多いと思いますが、宅配ドライバーの場合は走行距離がかなり多くなります。
目安として、オイルは5000km、オイルフィルターは10000km走行ごとに交換が必要になります。
私の場合は、約2か月に1回オイル交換、約4か月に1回オイルフィルター(エレメント)交換をしています。
そうなると、1回あたりの交換費用はそれほど高くなくても、年間で考えると結構な金額になります。
そこで私は、エンジンオイルとエレメントをまとめて購入し、自分で交換するDIYにしています。
今回は、スズキ・エブリイのオイル・エレメント交換をDIYすると、どれくらい節約できるのかを紹介します。
カーショップでオイル交換するといくら?
まず、オイル交換をカーショップなどに依頼した場合です。
私が調べた範囲では、オイル交換の工賃は、
約550~1,100円前後
エレメント交換の工賃は、
約770~1,000円前後
といった価格帯です。
工賃だけを見ると、それほど高く感じないかもしれません。
しかし、実際にはオイルそのものの価格も必要になります。
ここが、宅配ドライバーにとって大きなポイントです。
一番重要なのは「オイルをいくらで買うか」
エブリイの場合、エンジンオイルは約2.7L入ります。
エレメントまで交換する場合は、約2.8Lが必要になります。
そのため、カーショップで交換すると、
- 3L缶のオイルを購入する
- カーショップが用意しているオイルを使用する
といった形になることが多いと思います。
ところが、DIYなら20Lのペール缶を購入するという選択肢があります。
これが、今回の節約術の大きなポイントです。
20L缶なら1回あたりのオイル代を大幅に抑えられる
私が購入したのは、カストロールの20L缶です。
購入したときの価格は、
20Lで10,800円
でした。
以前は8,800円程度で購入できたのですが、その後価格が上昇。
現在は私が購入したものと同じ商品が15,800円程度になっており、しかも品切れという状況でした。
※価格や在庫状況は購入時期によって大きく変わります。
20Lを15,800円で購入したと仮定して計算してみます。
エブリイのオイル交換1回あたり約2.8L使用するとすると、
20L ÷ 2.8L ≒ 7回分
となります。
15,800円 ÷ 7回 ≒ 約2,257円
つまり、20L缶を15,800円で購入した場合でも、
オイル代は1回あたり約2,257円
になります。
現在、3L程度のオイルが4,000~5,000円ほどすることを考えると、かなり差が出てきます。
エレメントもまとめ買いするとさらに安くなる
オイル交換と一緒に交換したいのが、オイルフィルター(エレメント)です。
カーショップなどで購入すると、エレメント自体が
1,000~3,000円程度
することもあります。
私はAmazonでMAHLE製のエレメント5個セットを2,500円で購入しました。
1個あたりにすると、
2,500円 ÷ 5個 = 500円
です。
もちろん商品価格は購入時期によって変わりますが、まとめ買いすることで1個あたりの価格をかなり抑えることができます。
廃油処理箱もそれほど高くない
DIYでオイル交換する場合、問題になるのが古いオイルの処理です。
私はホームセンターで販売されている6Lタイプの廃油処理箱を使用しています。
価格は、
6Lで298円
でした。
エブリイのオイル交換では約2.7~2.8L程度なので、1箱で2回分として使えます。
そのため、
298円 ÷ 2回 = 1回あたり約149円
です。
※使用方法や地域の廃油処理ルールには従ってください。
ドレンパッキンも1個50円程度
オイル交換では、ドレンボルトのパッキンも交換します。
パッキンはアルミや銅製のものを使用し、価格は1個あたり50円前後です。
1回50円程度なので、ここはそれほど大きな節約ポイントではありません。
ただ、オイル交換のたびに新品へ交換しておくと安心です。
宅配ドライバーは年間の交換回数が多い
ここが今回のDIY節約術で、一番重要なところです。
宅配ドライバーは一般的な乗用車の使い方とは違い、毎日のように長時間・長距離走行します。
私の場合は、
約2か月に1回オイル交換
しています。
すると、
2か月 × 6回 = 年間6回
のオイル交換になります。
さらに、
約4か月に1回エレメント交換
なので、
4か月 × 3回 = 年間3回
です。
つまり年間で、
- オイル交換:約6回
- エレメント交換:約3回
となります。
1回だけなら小さな差でも、これが1年間続くと大きな金額になってきます。
DIYすると年間どれくらい節約できる?
では、実際に計算してみます。
20Lオイルを15,800円で購入した場合、1回あたりのオイル代は約2,257円。
廃油処理箱が約149円。
ドレンパッキンが約50円。
すると、
2,257円+149円+50円=約2,456円
となります。
これがDIYでオイル交換する場合の、おおよその消耗品代です。
年間6回なら、
約2,456円 × 6回 =約14,736円
です。
さらにエレメント交換は、MAHLE製を1個500円で購入した場合、
500円 × 3回=1,500円
となります。
したがって、今回の購入価格を前提にすると、
年間のオイル・エレメント関連費用は約16,236円
となります。
もちろん、オイルの価格や使用量、廃油処理用品の価格などによって実際の金額は変わります。
「工賃だけ」を考えないことが大切
オイル交換のDIYというと、
「工賃が1,000円くらいなら、自分でやっても大して変わらないのでは?」
と思う人もいるかもしれません。
私も、オイルをカーショップで毎回3Lずつ購入するのであれば、DIYするメリットはそこまで大きくないと思います。
しかし、20Lなどの大容量でオイルをまとめ買いすることで話が変わります。
例えば、3Lで4,500円のオイルを購入すると、
年間6回なら、
4,500円 × 6回=27,000円
です。
一方、20L缶を15,800円で購入した場合、約7回分使えるため、1回あたりのオイル代は約2,257円。
年間6回なら、
約13,542円
です。
オイル代だけでも、
27,000円-13,542円=約13,458円
の差になります。
ここにエレメントのまとめ買いによる節約や、カーショップの工賃が加われば、年間の差はさらに大きくなります。
オイル価格が高い時期ほどDIYのメリットが大きい
今回、私がこの記事を書こうと思った理由の一つが、オイルなど石油関連商品の価格変動です。
私が20L缶を購入したときは10,800円でした。
それ以前は8,800円程度だったものが、その後15,800円程度まで上がっていました。
ホームセンターなどを見ても、オイルが品切れになっていることがありました。
こうした状況になると、
「DIYなんて面倒だからカーショップで交換すればいい」
という考え方よりも、
「必要な消耗品を安いときにまとめて購入しておく」
という方法が、宅配ドライバーにとってより重要になってきます。
特に毎日車を使う仕事だからこそ、オイル交換は一度で終わりません。
何度も交換するからこそ、1回あたり数百円、1,000円単位の差が年間では大きな金額になります。
DIYオイル交換は誰にでもおすすめできる?
もちろん、DIYにはデメリットもあります。
オイル交換を自分でやる場合、
- 工具を用意する必要がある
- 車の下に入る作業では安全確保が必要
- 廃油を適切に処理する必要がある
- オイルをこぼす可能性がある
- 作業時間が必要
- ドレンボルトの締め付けなどを適切に行う必要がある
といった注意点があります。
特に車の下に入る作業では、ジャッキだけで車を支えた状態で作業するのは危険です。
安全な場所で、適切な工具を使って作業してください。
「自分でやるのはちょっと怖い」という人は、無理をせずカーショップや整備工場にお願いしたほうが安心です。
まとめ|宅配ドライバーならオイル交換DIYは大きな節約になる
宅配ドライバーは車を使う時間と距離が長いため、オイル交換の回数も多くなります。
私の場合は、
年間約6回のオイル交換+約3回のエレメント交換
です。
そのため、毎回カーショップで交換するのではなく、
オイルを20L缶でまとめ買いする
エレメントも複数個まとめ買いする
ことで、1回あたりの費用を抑えています。
特に今回のようにオイル価格が上昇している状況では、安い時期にまとめて購入しておくメリットを強く感じました。
宅配ドライバーにとって車は仕事道具です。
だからこそ、車のメンテナンス費用を無理なく節約することは、そのまま仕事の経費を減らすことにもつながります。
オイル交換を自分でできるようになると、単純に「工賃が浮く」というだけではありません。
「必要なものを安く買って、自分で交換する」
という考え方そのものが、宅配ドライバーの節約術になると思います。
私自身も、これからもできる範囲のメンテナンスはDIYで行い、仕事に必要な車の維持費を少しでも抑えていきたいと思います。
次回は、作業工程を記事にしたいと思います!
エブリイのオイル・オイルフィルター交換をDIY!実際の作業工程を写真付きで解説

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