車を所有していると、車検やオイル交換、タイヤ、バッテリー、ワイパー、ランプ類など、何かとお金がかかります。
特に車を毎日のように使っていると、消耗品の交換やメンテナンスにかかる費用も積み重なっていきます。
そこで覚えておきたいのが、**「自分でできることは自分でやる」**という車のDIY節約術です。
車の整備には、特別な知識がなくてもできるものがあります。
一方で、ある程度の知識や工具が必要なもの、そして安全に関わるためプロに任せたほうがいいものもあります。
この記事では、普段から車を使っている人が自分でできる日常点検を中心に、
- 自分でできること
- 知識や工具があればできること
- プロに任せたほうがいいこと
を分けて紹介します。
車のDIY節約術は、まず日常点検から
車のメンテナンスというと、難しい整備をイメージする人もいるかもしれません。
しかし、まず大切なのは、普段から車の状態を確認することです。
異常を早く発見できれば、大きな故障や余計な出費を防げる可能性があります。
ここからは、私が普段から確認しているポイントを紹介します。
タイヤの点検
タイヤは車の安全に直結する重要な部分です。
普段から、
- 空気圧
- タイヤの溝
- ひび割れ
- 偏摩耗
- 異物が刺さっていないか
などを確認しています。
特に毎日のように車を使う人は、タイヤの状態を定期的に確認しておいたほうがいいでしょう。
タイヤの空気圧は燃費にも影響する
タイヤの空気圧は、低すぎると燃費の悪化につながることがあります。
燃費を意識して空気圧を管理することは、車の維持費を節約するうえでも大切です。
ただし、空気圧は高ければ高いほどいいわけではありません。
車種ごとに指定された適正空気圧を確認し、その範囲を守ることが重要です。
「燃費を良くしたいから」と自己判断で入れすぎるのは危険なので、必ず車両指定の空気圧を基準にしましょう。
エンジンオイルの点検
エンジンオイルも定期的に確認したい部分です。
確認するのは、
- オイルの量
- オイルの状態
などです。
オイルの量が少なくなっていないか、汚れがひどくなっていないかを確認します。
宅配の仕事ではオイル交換も重要
私は宅配の仕事で車をかなり走らせるため、エンジンオイルについては特に気をつけています。
私の場合、5000km程度を一つの目安としてオイル交換をしています。
宅配の仕事では、一般的な乗用車の使い方よりも走行距離が多くなりやすく、ストップ&ゴーも多くなります。
私の経験では、5000kmを超えてくるとエンジンのパワーが落ちたように感じたり、燃費が悪くなったように感じたりすることがあります。
ただし、オイル交換の適切な時期は車種やオイル、使用環境によって異なります。
そのため、自分の車の取扱説明書やメーカーの交換推奨時期も確認したうえで判断することが大切です。
ライト類の点検
ヘッドライトやウインカー、ブレーキランプなどのライト類も、日常的に確認できる部分です。
点灯しているかどうかは、基本的には目視で確認できます。
ライトが切れている状態で走行するのは危険なので、異常があれば早めに対処しましょう。
ランプ交換は意外と難しい
ライトの点灯確認自体は簡単ですが、交換となると話が変わります。
車種によって交換方法が違い、手が入りにくかったり、専用工具が必要になったりすることもあります。
そのため、知識がない場合は無理に交換せず、カーショップや整備工場などに相談したほうが安心です。
片方が切れたら、もう片方も確認する
左右で同じように使っているランプの場合、片方が切れたときは、もう片方も劣化している可能性があります。
そのため、片方だけ交換するのではなく、もう片方の状態も確認しておくといいでしょう。
ワイパーとウォッシャー液
ワイパーは、比較的簡単に交換できる部品です。
ゴムやブレードの交換は、車種に合ったものを選べばDIY初心者でも挑戦しやすいでしょう。
ウォッシャー液の補充も簡単です。
製品によっては原液をそのまま使用するタイプや、水で希釈するタイプがあるため、使用する商品の説明に従って補充しましょう。
注意!ウォッシャー液と冷却水を間違えない
これは特に注意したいポイントです。
エンジンルームにはいくつかの液体が入っている場所があります。
ウォッシャー液を入れる場所と、ラジエーター冷却水のリザーブタンクを間違えないようにしましょう。
間違った場所に液体を入れると、トラブルにつながる可能性があります。
ラジエーター冷却水も重要な点検箇所
エンジンを冷やす冷却水も重要です。
冷却水が不足すると、エンジンが十分に冷却できなくなり、オーバーヒートにつながる可能性があります。
リザーブタンクの液量を確認し、減っている場合は適切な冷却液を補充します。
カー用品店などには、そのまま補充できるタイプの商品もあります。
ただし、冷却液は色だけで判断せず、車両メーカーが指定する種類・規格に合ったものを使用することが大切です。
また、冷却水が頻繁に減る場合は、どこかから漏れている可能性もあります。
その場合は、単純に補充を繰り返すのではなく、整備工場などで点検してもらったほうがいいでしょう。
ブレーキパッド・ブレーキシュー
ブレーキも車にとって非常に重要な部分です。
一般的な乗用車では、前輪にディスクブレーキ、後輪にドラムブレーキが採用されている車種もあります。
その場合、前輪側がブレーキパッド、後輪側がブレーキシューになります。
ただし、車種によって構造は異なります。
ブレーキパッドやブレーキシューは摩耗しますが、外から状態を確認しづらいこともあります。
また、ブレーキは安全に直結する重要な部品です。
交換作業には知識や工具が必要になるため、自信がない場合はプロに任せることをおすすめします。
特にブレーキ周りは、単純に部品を交換すれば終わりというわけではありません。
ブレーキフルードの交換やエア抜きなどが必要になるケースもあります。
「節約したいから」という理由だけで無理にDIYするのは避けたほうがいいでしょう。
タイヤ交換はDIYでも覚えておきたい
タイヤ交換は、ジャッキなどの工具があればDIYで行うことができます。
ただし、車体を持ち上げる作業なので、安全には十分注意が必要です。
特に重要なのが、ジャッキだけで車体を支えた状態で車の下に入らないこと。
DIYでタイヤ交換をするなら、正しいジャッキアップ方法や、車体を安全に支持する方法を事前に覚えておく必要があります。
また、ホイールナットの締め付けも重要です。
締め付け不足や締めすぎは危険なので、適切な方法で作業しましょう。
タイヤの組み替えはプロがおすすめ
タイヤをホイールから外して、新しいタイヤを組み込む「タイヤの組み替え」は、タイヤ交換とは難易度が大きく違います。
専用工具が必要になり、作業にも知識と経験が必要です。
DIYでできないわけではありませんが、一般的にはプロに任せたほうが安心です。
DIYするなら「自分でできる範囲」を知る
ここまで紹介してきたように、車のメンテナンスには難易度の違いがあります。
比較的DIYしやすいもの
- タイヤの空気圧チェック
- タイヤの状態確認
- ウォッシャー液の補充
- ワイパー交換
- 各種ライトの点灯確認
- エンジンオイルの量・状態確認
このあたりは、車の知識がそれほどなくても始めやすい部分です。
知識や工具が必要なもの
- エンジンオイル交換
- バッテリー交換
- ランプ類の交換
- タイヤ交換
- 電装系のDIY
このあたりからは、車種ごとの違いや工具、安全な作業方法などを覚える必要があります。
プロに任せたほうがいいもの
- ブレーキ関係の整備
- エンジンや駆動系の重大な不具合
- エアバッグなど安全装置に関わる作業
- 原因が分からない異音・警告灯
- 専門的な診断や修理
「自分でできるかもしれない」と思っても、安全に関わる部分は無理をしないことが大切です。
車のDIY節約術で一番大切なのは安全第一
車のDIYをする目的は、あくまでも経費を節約することです。
DIYで数千円を節約できても、作業に失敗して車を壊してしまったり、事故につながったりすれば意味がありません。
だからこそ、DIYをするときは、
「できるかどうか」より「安全にできるかどうか」
を考えることが大切です。
少しでも不安がある作業は、プロに任せる。
自分でできる作業は、正しい知識を身につけてから慎重に行う。
この線引きをすることが、結果的に一番の節約になると思います。
まとめ
車を所有していると、車検や整備、消耗品などにどうしてもお金がかかります。
しかし、その中には自分で点検したり、交換したりできるものもあります。
例えば、
- タイヤの空気圧や状態確認
- エンジンオイルの点検
- ライト類の点灯確認
- ワイパー交換
- ウォッシャー液の補充
などは、比較的取り組みやすい部分です。
一方で、ブレーキなど安全に直結する部分や、専門的な知識・工具が必要な整備は、無理をせずプロに任せたほうが安心です。
車のDIY節約術で大切なのは、何でも自分でやることではありません。
「自分でできることは自分でやる。難しいことや危険なことはプロに任せる。」
この判断ができるようになることが、本当の意味での車の節約術だと思います。
そしてDIYをする場合は、何よりも安全第一。
節約するためのDIYで、事故や故障を起こしてしまっては本末転倒です。
無理をせず、慎重に、安全に。
これを忘れずに車のDIYを楽しみましょう。
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