「宅配ドライバーを始めたけど、何を覚えればいいの?」
初めて宅配の仕事をすると、覚えることがたくさんあって戸惑うと思います。
携帯端末の操作、荷物の積み方、配達ルートの組み立て方、担当エリアの道やお客様のことなど、最初は覚えることが山ほどあります。
私自身、宅配ドライバーとして10年以上働いてきましたが、最初からすべてできたわけではありません。
今回は、これから宅配ドライバーを始める初心者の方に向けて、最初の1週間くらいで覚えておきたいことを紹介します。
① 携帯端末の操作を覚える
宅配ドライバーになって、まず覚えることの一つが携帯端末の操作です。
配達では専用の携帯端末を使って、荷物の状態を登録していきます。
基本的には、
- 荷物を持ち出したことを登録する
- 配達が完了したら配達完了を入力する
- お客様が不在だったら不在登録をする
- 端末を立ち上げるときの操作
- 仕事が終わって端末を終了するときの操作
などがあります。
最初は、
「このボタンで合ってるのかな?」
「不在のときはどこを押すんだっけ?」
と迷うこともあると思います。
しかし、毎日使っているうちに自然と覚えていきます。
ここは最初から完璧に覚えようとせず、実際に操作しながら覚えていけば大丈夫です。
② 配達ルートの組み立て方を覚える
次に重要なのが、配達ルートの組み立てです。
宅配ドライバーは、ただ荷物を順番に配ればいいわけではありません。
時間指定の荷物や配達先の位置を考えながら、
「どこから回れば効率がいいか」
を考えてルートを作ります。
私は10年以上宅配ドライバーをやっているので、今では番地を見ただけである程度ルートを組み立てられます。
しかし、初心者の頃はそうはいきません。
最初のうちは、
地図を見ながら配達先を確認する
必要があります。
最近は宅配会社のアプリなどで最短ルートを組んでもらえることもあるので、昔と比べるとかなり楽になりました。
アプリを使えば比較的早くルートを作れます。
一方で、地図を見ながら自分でルートを組む場合は、慣れるまでかなり時間がかかります。
最初は出発するまでに時間がかかってしまっても、あまり焦らなくて大丈夫です。
毎日配達していると、少しずつ土地勘が身についてきます。
③ 荷物の積み方を覚える
ルートを組んだら、次は荷物の積み込みです。
基本的には、配達する順番を考えながら荷物を車に積んでいきます。
ただし、単純にルートの順番通りに積めばいいわけではありません。
例えば、
重い荷物は下、軽い荷物は上
という基本があります。
重い荷物の上に軽い荷物を積むことで、荷物が潰れたり破損したりするのを防ぎます。
そのため、必ずしも配達順に完全に積めるわけではありません。
さらに荷物によっては、
- 上積み厳禁
- 生もの
- 荷物の向きが決まっている
- 壊れやすい荷物
など、注意しなければならないものもあります。
最初は、
「この荷物はどこに積めばいいんだ?」
と迷うと思います。
しかし、これも経験を積めば自然と判断できるようになります。
④ 配達しながら担当エリアを覚える
実際に配達が始まったら、今度は担当エリアの土地勘を身につけていきます。
これは最初の1週間では、まだまだ分からないことだらけだと思います。
「この道はどこにつながっているんだ?」
「この家はどこにあるんだ?」
ということも普通にあります。
しかし、同じエリアを何度も走っていると、少しずつ覚えていきます。
特に覚えておくと便利なのが、
よく配達する家
宅配では、同じお客様に何度も配達することがあります。
「この家はここ」
と覚えてしまえば、次から探す時間が短くなります。
置き配の場所
置き配を利用しているお客様の場合、
「この家は玄関前」
「この家は宅配ボックス」
など、置き場所を覚えておくとスムーズです。
こうした小さな積み重ねが、配達スピードにつながっていきます。
⑤ 会社や施設ごとの配達ルールを覚える
一般家庭だけではなく、会社などに配達する場合もあります。
そして、大きな会社や工場などでは、それぞれ独自のルールがあることがあります。
例えば、
- 構内では徐行する
- 決められた場所に駐車する
- 受付に荷物を渡す
- 各部署まで配達する
- 入館時に受付をする
などです。
初めて行く会社では、
「どこに車を停めればいいんだろう?」
「荷物はどこに持っていけばいいんだ?」
と迷うことがあります。
分からない場合は、勝手に判断せず、担当者や先輩ドライバーに確認するのが一番です。
一度ルールを覚えてしまえば、次回からはスムーズに配達できるようになります。
⑥ 危険な道を覚える
宅配ドライバーにとって、道路を覚えることも非常に重要です。
担当エリアには、
- 狭い道路
- 行き止まり
- 車の方向転換が難しい場所
- 急な坂道
- 車同士のすれ違いが難しい道路
などがあります。
特に初心者のうちは、知らない道に入るときは慎重になった方がいいと思います。
「この先に行けば家があるから、そのまま車で入ってしまおう」
と考えて進んだ結果、
「車が戻れない!」
となってしまうこともあります。
狭い道や初めて通る道では、
「この先、車で進んでも大丈夫かな?」
と一度考える習慣をつけることをおすすめします。
宅配ドライバーは、早く配達することも大切ですが、事故を起こさないことの方がもっと大切です。
最初の1週間は「覚えることが多くて当たり前」
ここまで紹介したように、宅配ドライバーを始めたばかりの頃は覚えることがたくさんあります。
でも、最初から全部覚える必要はありません。
最初の頃は、
「ルートを作るだけで時間がかかる」
「荷物を積むのに時間がかかる」
「配達先を探すのに時間がかかる」
というのが普通です。
私も10年以上やっているからこそ今は簡単にできることがありますが、初心者の頃は当然できませんでした。
最初は時間がかかって当たり前です。
結局は経験を積むことが一番
宅配ドライバーの仕事は、教えてもらっただけですべて身につくものではありません。
実際に毎日配達して、
「この道は危ない」
「この家はここ」
「この会社はここに停める」
「この順番で回った方が早い」
という経験を少しずつ積み重ねていくことで、仕事が上手くなっていきます。
最初の1週間は、仕事を完璧にこなすことよりも、基本的な作業を覚えることを目標にすれば十分だと思います。
そして1ヶ月、3ヶ月、半年と経験を積んでいくうちに、少しずつ仕事のスピードも上がってきます。
私自身、10年以上宅配ドライバーを続けてきましたが、今では番地を見ただけである程度ルートを組み立てられるようになりました。
初心者の方も、最初からベテランと同じようにできなくて当然です。
焦らず、毎日の配達を一つずつ経験していきましょう。
それが宅配ドライバーとして成長する一番の近道だと思います。
まとめ
今回は、初心者の宅配ドライバーが最初の1週間くらいで覚えておきたいことを紹介しました。
特に重要なのは、
- 携帯端末の操作
- 配達ルートの組み立て
- 荷物の積み方
- 担当エリアの土地勘
- 会社や施設ごとの配達ルール
- 危険な道を覚える
- あとは経験を積む
ということです。
最初は覚えることが多くて大変ですが、毎日やっているうちに少しずつ身についていきます。
宅配ドライバーを始めたばかりの方は、焦らず一つずつ覚えていきましょう。


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