雨の日の宅配は大変!配達員がやっておきたい雨対策と注意点

宅配ドライバー

宅配ドライバーにとって、嫌な天気の一つが雨です。

雨が降っているだけならまだいいのですが、荷物を持って走り回らなければならないので、晴れの日とは比べものにならないくらい仕事が大変になります。

特に土砂降りの日に荷物が多いと、本当に大変です。

  • 靴は濡れる。
  • 服も濡れる。
  • 荷物を濡らさないように気を遣う。
  • 置き配にも注意しなければならない。

さらに、濡れた荷物をお客様に渡すわけにもいきません。

今回は、私が宅配ドライバーとして仕事をしてきた経験から、雨の日の配達で用意しておいた方がいいものや、注意したいポイントを紹介します。

雨の日の配達には長靴がおすすめ

雨の日に私が特におすすめしたいのが、長靴です。

「普通の靴でも大丈夫だろう」と思うかもしれません。

しかし、雨の日に普通の靴で配達していると、靴がびしょびしょになることがあります。

そして困るのが、その後です。

濡れた靴をそのままにしておくと、嫌な臭いが発生しやすくなります。

一度濡れてしまった靴を乾かすのも大変です。

宅配ドライバーは雨の中を何度も車から降りて配達するので、一般的な仕事よりも靴が濡れる機会が多くなります。

そのため、雨の日は最初から長靴を履いておく方が安心です。

カッパも必須

雨の日の配達では、カッパもほぼ必須だと思っています。

傘を差して配達することもできますが、個人的にはおすすめしません。

宅配ドライバーは、荷物を持ちながら歩かなければならないからです。

片手に傘を持ってしまうと、どうしても荷物を持ちづらくなります。

さらに、

  • ドアを開ける
  • 荷物を持ち替える
  • 端末を操作する
  • 伝票を確認する
  • 階段を上る

といった動作もしにくくなります。

傘を差していると動きそのものが鈍くなってしまいます。

そのため、私は雨の日は両手を空けられるカッパを使う方が配達しやすいと思っています。

荷物を濡らさないためのビニールも用意する

雨の日に気を付けなければならないのが、当然ですが荷物を濡らさないことです。

配達員自身が濡れるのは、ある程度仕方ありません。

しかし、お客様の荷物までびしょ濡れにしてしまうわけにはいきません。

そこで役立つのが、ビニール袋などの雨よけです。

会社によっては、荷物を雨から守るためのビニール袋などを用意してくれている場合もあります。

そういったものがあるなら、積極的に利用した方がいいと思います。

特に雨が強い日は、荷物を一時的にビニールで覆ってから運ぶだけでも安心感が違います。

雨の日は置き配に特に注意

雨の日に一番注意したいことの一つが、置き配です。

例えば、配達した時には雨が止んでいたとします。

「今なら濡れないから大丈夫だろう」と思って置き配をする。

ところが、その後に突然雨が降ってくることがあります。

特に天気が不安定な日は、「今、雨が降っていない=この場所なら大丈夫」とは限りません。

置き配する前に「本当に濡れないか」を確認する

雨の日に置き配をする場合は、その場所に置いた荷物が雨に濡れないかをよく確認した方がいいと思います。

例えば、

  • 屋根がある
  • 雨が吹き込まない
  • 雨樋から水が流れてこない
  • 地面から水が跳ね返らない
  • 雨が強くなっても濡れにくい

などです。

「今は大丈夫だから」というだけで判断するのではなく、後から雨が降っても大丈夫かまで考える必要があります。

濡れる可能性があるなら、無理に置き配しない

これは雨の日の配達で私が特に気を付けたいポイントです。

置き配をして荷物が濡れてしまえば、後から、「荷物が濡れている」というクレームになる可能性があります。

それなら、「ここに置いたら濡れる可能性がある」と判断した時点で、無理に置き配をしない方がいい場合もあります。

不在票など、会社で決められた手順に従って対応する。

目の前の配達を終わらせることだけを考えるのではなく、その後のことまで考えて判断することが大切だと思います。

もちろん、置き配の可否や不在時の対応は会社のルール・お客様の指定に従う必要があります。

会社が用意してくれるビニールを活用する

会社によっては、置き配などで荷物を雨から守るためのビニール袋を用意してくれるところもあります。

こういったものがあれば、雨の日には非常に助かります。

荷物をビニールで覆ってから、雨が当たりにくい場所に置く。

これだけでも、荷物を濡らすリスクを減らせます

ただし、ビニールを使えばどこに置いても大丈夫というわけではありません。

ビニールで覆ったうえで、本当に雨に濡れない場所なのかを確認することが重要です。

土砂降りなら、無理に配達しないという判断も

雨が少し降っている程度なら、カッパを着て配達すれば何とかなります。

しかし、問題は土砂降りです。

短時間に大量の雨が降るような状況では、外に出るだけで荷物や車の荷室まで濡れてしまうことがあります。

特に軽バンは、荷室と運転席の距離が近く、バックドアやスライドドアを開けて荷物を出し入れする機会も多いです。

土砂降りの中で何度もドアを開け閉めしていると、どうしても雨が入りやすくなります。

そんな時は、「少し雨がおさまるまで待つ」という判断も必要だと思います。

もちろん、会社の指示や安全上の状況を優先する必要があります。

雨の日に荷物が多いと本当に大変

そして何より大変なのが、「雨の日+大量の荷物」です。

晴れていれば、

荷物を持つ

車から降りる

配達する

車に戻る

という動作を繰り返せばいいだけです。

ところが雨の日は、

荷物を濡らさないようにする

カッパを着る

雨の中を歩く

滑らないように注意する

荷物を渡す

車に戻る

というように、余計なことを考えなければなりません。

これを何十回、何百回と繰り返すことになります。

雨が強くなればなるほど体力も削られます。

そのため、同じ配達個数でも、雨の日の方が圧倒的に疲れると感じます。

雨の日の宅配で気を付けたいこと

雨の日は、荷物だけではなく自分自身の安全にも注意が必要です。

例えば、

  • 濡れた路面で滑らないようにする
  • 階段やタイルに注意する
  • 視界が悪い時は無理をしない
  • 車の乗り降りで足元を確認する
  • 荷物を持ったまま走らない
  • 車の周囲をしっかり確認する
  • 雨で見えにくい場所では特に慎重に運転する

などです。

普段なら何でもない場所でも、雨が降るだけで危険になることがあります。

「早く配達しなければ」よりも「事故を起こさない」ことを優先する。

雨の日ほど、この意識が重要だと思います。

雨の日の宅配で用意しておきたいもの

私が考える雨の日の必需品をまとめると、

長靴

靴が濡れるのを防ぐため。

カッパ

両手を空けて配達するため。

ビニール袋

荷物を雨から守るため。

タオル

濡れた手や荷物、車内などを拭くため。

着替え

長時間雨の中で仕事をすると、どうしても濡れることがあります。

特に長靴・カッパ・荷物を守るためのビニールは、雨の日の宅配では非常に重要だと思います。

雨の日の配達は「自分より荷物を濡らさない」が大変

雨の日の宅配で面白いところは、自分自身が濡れることよりも、お客様の荷物を濡らさないことの方に気を遣うことです。

自分の服が濡れるのは、ある程度仕方ありません。

でも、お客様の荷物を濡らしてしまえば、クレームにつながる可能性があります。

だからこそ、「どうすれば荷物を濡らさずに配達できるか」を常に考えることになります。

特に置き配の場合は、「今、濡れないか」だけではなく、「この後、雨が降っても大丈夫か」まで考える。

これが雨の日の置き配では重要だと思います。

まとめ|雨の日は無理をしないことが大切

雨の日の宅配は、普段より確実に大変です。

  • 長靴を履く。
  • カッパを着る。
  • 荷物をビニールで守る。
  • 置き配する時は、本当に濡れない場所なのか確認する。
  • 土砂降りなら、状況によっては雨がおさまるのを待つ。

そして何より、自分自身が事故やケガをしないことが大切です。

雨の日はどうしても、「早く終わらせたい」という気持ちになります。

しかし、焦って転んだり、車をぶつけたり、荷物を濡らしたりしてしまえば、かえって大きな問題になります。

雨の日ほど少し余裕を持って、「今日は晴れの日より大変な日」と最初から思って仕事をする。

これだけでも、かなり気持ちが違うと思います。

宅配ドライバーにとって雨は避けられないものですが、しっかり準備して、無理をしないことが一番の雨対策です。

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