宅配ドライバーは、決して楽な仕事ではありません。
重い荷物を運んだり、時間に追われたり、雨の日や暑い日、寒い日にも配達しなければなりません。
「もう辞めたいな……」
そう思うことだってあります。
それでも、10年以上宅配ドライバーを続けている私が、「宅配ドライバーをやっていて良かったな」と思える瞬間があります。
それは、お客様から直接、感謝の言葉をもらえた時です。
「よう、あんちゃん!」と声をかけてもらえる
宅配ドライバーを長く続けていると、いつの間にかお客様に顔を覚えてもらえるようになります。
毎日のように同じ地域を配達していると、
「よう、あんちゃん!」
「いつものお兄ちゃん!」
なんて、親しみを込めて声をかけてもらえることがあります。
最初の頃は、ただ荷物を届けているだけでした。
でも、何年も配達していると、
「この荷物を頼めば、いつものドライバーが来る」
という関係が少しずつできてきます。
そんなふうに呼んでもらえると、
「自分もこの地域の一員として受け入れてもらえているんだな」
と感じることがあります。
これは、長く宅配ドライバーを続けているからこそ味わえる嬉しさだと思います。
「いつも頑張ってんな!」と言ってもらえる
宅配ドライバーは、とにかく体を動かします。
荷物を持って走ったり、階段を上ったり、何度も車と家を往復したり。
自分では当たり前だと思って仕事をしていても、その姿を見てくれているお客様がいます。
「いつも頑張ってんな!」
そんな言葉をかけてもらうことがあります。
たった一言かもしれません。
でも、仕事で疲れている時や、嫌なことがあった時にこういう言葉をもらうと、本当に嬉しいものです。
「頑張ってきて良かったな」
「めげずに続けてきて良かったな」
と思えます。
「いつもありがとね」と言ってもらえる
配達を終えて荷物を渡した時に、
「いつもありがとね」
と言ってもらえることもあります。
さらに、お茶やお菓子をいただくこともあります。
もちろん、毎回いただけるわけではありません。
だからこそ、いただいた時は本当に嬉しいです。
荷物を届けるという仕事をしただけなのに、こちらが感謝されてしまう。
そんな時は、
「宅配ドライバーをやっていて良かったな」
と心から思います。
宅配ドライバーは「ありがとう」が直接返ってくる仕事
宅配ドライバーの仕事の大きな魅力は、仕事の結果が目の前で返ってくることだと思います。
荷物を届ける。
↓
お客様が荷物を受け取る。
↓
「ありがとう」と言ってもらえる。
この瞬間を毎日の仕事の中で直接感じることができます。
もちろん、宅配ドライバー以外にも、人から感謝される仕事はたくさんあります。
それでも、毎日たくさんのお客様と直接会い、その場で「ありがとう」と言ってもらえる機会がこれほど多い仕事は、そう多くないのではないかと思います。
辛いことだけに目を向けない
宅配ドライバーをやっていると、辛いこともたくさんあります。
荷物が多い。
時間がない。
再配達が多い。
雨が降る。
暑い。
寒い。
クレームを受ける。
思うように仕事が進まない。
そんなことが続くと、
「もう辞めたい」
と思ってしまうのも無理はありません。
私自身も、長く宅配ドライバーをやってきて、何度もそう思いました。
でも、そんな時こそ、仕事の中にある嬉しい瞬間にも目を向けてみるといいと思います。
「いつもありがとう」
「頑張ってんな!」
「いつものお兄ちゃん!」
そんな何気ない一言が、意外と大きな力になります。
まとめ
宅配ドライバーは、決して楽な仕事ではありません。
むしろ、大変なことのほうが多いと感じる日もあります。
それでも、
「いつもありがとう」
「頑張ってんな!」
「よう、あんちゃん!」
そんな言葉をもらえると、今までの苦労が少し報われたような気持ちになります。
長く宅配ドライバーを続けていると、お客様との間に少しずつ信頼関係ができてきます。
そして、仕事をしているだけなのに、直接「ありがとう」と言ってもらえる。
これは宅配ドライバーという仕事の、大きな魅力の一つだと思います。
もし今、宅配の仕事が辛くて「辞めたい」と思っている人がいたら、辛いことだけではなく、今までお客様からもらった嬉しい言葉や、仕事をしていて幸せだと感じた瞬間を思い出してみてください。
大変なことを全部なくすことはできなくても、そうした小さな幸せが、もう一度頑張る力をくれることがあります。
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